郵送費用が改定となります

本年の6月1日から、一部の郵便料金が改定となります。
なじみのところで言えば、封書(定型内)は従来通り82円(25g以内)と変更はありません。ところが通常ハガキ(50g以内)が62円に値上げ。ただ、年賀ハガキは差出期間限定で52円の据え置き。

「ゆうメール」は3cmの攻防・・・

今回の郵便料金の改定で、私たち古書店にとっては無視できない改定が含まれています。
従来、「三辺合計1.7m以内で重量3kg以内」と言う規格が大きく変更となります。
新規格では「縦34cm以内、横25cm以内、厚さ3cm以内及び重量1kg以内」と変更になります。
縦横のサイズはともかく、この「厚さ3cm以内」はかなり厳しい基準です。ちょっとした単行本でしたら3cmを超える場合が結構ありますし、コミックや文庫本のセット販売をすれば3cmなんてもんじゃありませんし・・・。
また、この規格外扱い送る際の運賃が高いんですよね・・・!

また、「規格外」の価格を参照しての驚き!

手元にある郵便局の情報によりますと改定後の価格は下記のようになります。

重量 現行運賃 新運賃
規格内 規格外
 150gまで  180円  180円  265円
 150g超250gまで  215円  215円  305円
 250g超500gまで  300円  300円  400円
 500g超1kgまで  350円  350円  450円
 1kg超2kgまで  460円  取り扱いなし  560円
2kg超3kgまで 610円 710円

表を参照して頂くとお判りのように、
「厚さ3cm」を超えると重量に関係なく「値上げ」!しかも大幅・・・
大口ユーザーが利用可能な、「ゆうメール」の料金体系でも事情は同じで、3cm超の場合の割引価格の提供も無くなりました。

今回の価格改定の背景に何があったか?

「3cm超」の郵便物の場合、多くの場合ポスト投函が出来ません。手渡しになります。その場合、三回にわたり「再配達」が行われます。それでも不在であった場合は「不在配達票」が投函されて、受取人は「配達局へ出向いて」受け取ることになります。
背景には宅急便の再配達と同じ問題がある訳ですね。要するに手間の問題、人手不足、人件費の高さなどが絡んでくる訳ですね・・・

旧名称「冊子小包」が示すように郵便は書籍の発送については、特に大口のユーザーについては比較的寛容な料金体系を採用していたように思いますが、「3cm」以上の厚さのものについては割引料金サービスを廃止しました。

宅急便も含めて届けもの「手渡し」は、きわめてコストを必要とする「サービス」となってしまいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です