たまに過去のいやな記憶が甦り、気持ちの沈むときの対処法はあるか否か?

過去の記憶に悩まされること

PTSD(心的外傷後ストレス障害)のようなものではありませんが、たまに、ひょっとしたら2,3日に一度くらいかもしれない、いやもっと頻度が多いかもしれませんが、思い出したくもない記憶が呼び戻されたように浮かんできてとてもイヤな気持ちにさせられることがあります。

私にとって、この時の感情はちょっと説明できないほどイヤなものです。過ぎ去ったことだし、もはや「関係の修復」とか「事態の改善」とか「お詫び」とか等々を考えてみても、「後の祭り」で対応が全く不可能な「過去の領域」にあるからなのでしょう。そう、ことわざに例えれば「覆水盆に帰らず」なのですね。

もちろん生き方としては経験の積み重ねにより、過去に味わったネガティブな経験をくり返さないように考えや行動を修正していくのが「学び」だと思っています。それでも、過去の「イヤな記憶」は時として、否応なくとても上手くゾンビのように(?)甦ってくるように思います。

イヤな記憶を消すことは可能なのでしょうか?

この考えに良い対処の方法はについて関連情報を調べていましたら、どうやら二つの方法があるようだという事が判ってきました。

1)完全に忘れ去るようにする
2)性格の改善

勿論、他にも対処の方法はあって、例えばネットを検索してみたら「問題は過去にあるのではなく今だ、考える」、「起きたことについて意味を付与しているのは自分だ」、「過去にあったことを封じ込めずに思い出してメモをとる」等、が見受けられました。

私にとって最も説得性を感じた対処法が「完全に忘れる」と「性格を変える」と感じ取ったからです。

具体的にどんな風にするのかと言えば・・・

下記の本は苫米地英人の手によるものです。
以下に著作の紹介文に「イヤな気持ちの作られ方」が書かれていましたので、その一部を引用してみます。

最先端の機能脳科学によると、過去の記憶は海馬に蓄積され、いざという時になると扁桃体が海馬に「強く思い出せ! 」と命じ危機回避するわけです。ところが、海馬と扁桃体がイヤな失敗の記憶を増幅して 連携プレーを繰り返す結果、前頭前野にイヤな認識のパターンを作り、イヤな出来事に囚われた心の状態が作られるのです。

さて、具体的な方法に関して述べてみます。

1)完全に忘れ去る
これは対処療法。イヤな記憶がよみがえったらその記憶を全く消し去ることが良いようです。
頭の中にイヤな記憶が甦ってきたら、つまりその時の思い浮かぶ情景や声、身体感覚などに対して、「うるさい!」、「もう終わったことだ」・・・と思って、思い浮かぶ情景をすべてなぞる必要なぞすることなく「消えてしまえ!」と心中で唱えて記憶を切断してしまう方法です。

確かにネガティブな記憶だし、思い出すこと自体がイヤな結果につながる訳ですから、「忘れる」は最も良い対処法です。

一般的に言うと、人は何でもしっかりと記憶している訳ではありませんね。
例えば、「今日のお昼ご飯なにたべましたか?」といった質問の場合、「う~ん・・・何食べたかな」と言う記憶の曖昧さ加減を思い出してみると良い訳ですね。ヒトの脳は、結構、忘れっぽくできてもいるそうです。

ただ、イヤな記憶というものは負の感情としっかり結びついてしまっているし、一層「忘れにくく」なっていると考えるとよく理解できそうな気がします。

2)性格の改善
自分の行動や思考パターンの欠点に気づいたら、その欠点を改善することが必要となります。
「過去のことは過去のこと」と割り切って、「全ては過去の事」とか「もう、終わったことだ」と自分のありのままを受け入れるように考えることが必要でしょう。

恋愛、職場、家庭等・・・どのようなシージであっても、基本は人間関係にあります。
例えば、様々な事情もあって最愛の恋人との別れを体験したとしましょう。
これは彼と彼女の双方にとって、とても悲しい体験です。

これはひとつの区切りとしての終わりです。そして、そこからまた新しい人生が始まるのです。
別れた相手に強く執着しも、過去は戻ってきません。

過去の経験に学び、次に出会った人と上手く対人関係を築くために、人間関係をうまく築くためのスキルを学ぶ必要があるでしょう。いつの時にあっても人生にとって大切なことは「学び」でしょう。

話はちょっとそれるのですが、彼はこの著作で「クライシスサイコロジー」を提唱し、いかなる事象、強いストレスのある事象に遭遇してもフラッシュバックやPTSDに陥らないようなとてもタフなメンタル形成について言及しています。

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